一般的には「経年により古くなった車輛に手を施し、再生させること」を意味します。
当社のレストア技術は単なる整備のみの再生では無く、命を吹き込こみ、新たな価値を与えること、と定義しています。私達は車を「道具」ではなく「動具」であると考え、人が持っている本能的なものを引き出してくれる「相棒」または「家族」として接します。共に走る快感、共に過ごす楽しさを味わうオーナー様の笑顔の為に、今日もレストア、明日もレストア。レストアひとすじに精進しています。
全国各地で行われるオークションや独自のネットワークから、お客様のご希望のお車をご用意致します。お探しすることに一切の費用はかかりませんので、お気軽にお申し付け下さい。
ハーツライジングでは、お客様がお探しのお車をアメリカに派遣しているスタッフが、 交渉・買付けを行っております、現地アメリカから、ご希望の愛車をお届けいたします。
アメリカ現地にて、厳選した車両を直接買付けており、スタッフが直接車輌を確認しております。アメリカにて仕入れた車両は、現地にて車輌詳細や進行状況を画像にてお客様にご報告いたします、細かく状況を把握いただけますのでご安心ください。
当社の現在の在庫車輌です。車は、前オーナーの使用状況やメンテナンス状況により、クルマの程度が大きく左右されます。弊社では、仕入れの際は整備経験を生かしてメンテナンス状況や車両状態の入念なチェックを行ない、前オーナーが的確にメンテナンスを行っている良質な中古車を厳選して販売しています。販売するクルマは全車入庫点検を行います。機関や電装品、下回り等のチェックを行ない、車という商品に対して十分な知識と経験を活かし、厳選した車両のみを仕入れております。
オーナー様が現在所有されている愛車をレストアすることも可能です。お気軽に愛車をどのようにレストアされたいか、ご要望をお聞かせ下さい。愛車の状態もお持ち込みいただければ、現在の状態も詳しく診断できます。
まずは、走る為の基本的な部分をしっかり点検し、安全性を保つ為にエンジンや足回りからじっくりと観察するところから再生へのプロセスは始まります。ボディーの内部やフロアパネルの下廻りなど、不具合は見えないところに潜んでいるかもしれません。新しい環境で走り続ける為の最低限の整備とブラッシュアップを行い、改善を施します。
※年式、老朽度によりプラスαの整備が必要な場合があります。
基本整備
新しい環境で走り続ける為に、外装のブラッシュアップを行います。ボディーの内外部、フロアパネルや下廻りなど、特に高温多湿の日本の風土の影響で腐食が進行している場合もありますので、各部の錆の除去・修復、防錆処理、研磨、板金作業などを一つ一つ行います。修復できない部品は国内外から取り寄せ、もしくは自社工場にて制作し、改善、修復を施します。
1978y GMC K15. 弊社が仕入れしてすぐのアメリカでのお写真。
一体何人のアメリカ人の愛車として活躍してきたのでしょう。
写真ではわかりにくいですが、艶はなくカサカサとした状態のボディ。
35年以上経過している為、小傷や塗装剥げ・内錆等が目立っておりました。
独特のピックアップトラック文化をもつ。色々なモノをこれまでに
積載してきたせいか、むき出しの荷台は傷だらけ。
フレームなどに腐食は見られないが
年式相応の錆や劣化が見られました。
ここからは商品化する為に日本人の職人によって
外装レストアへと入ります
全塗装をするにあたり外せるパーツは
どんどん外していきます。
こちらも同様で全て外します。
塗膜を剥いでパテを付けます。
塗装の準備が出来たら元色同様ホワイトに
ペイントをしていきます。
ニューオーナーの新たなアメ車ライフの為に
慎重に進めて参ります。
ドア・ボンネット等、隅々までムラなく完璧な塗装を
施す為に外せる箇所は全て外します。
塗装後にはボディとドアの
ちり合わせも入念に行います。
日本の四季に耐えれるよう、
複数の工程を経て塗装を進めていきます。
リアゲート塗装完成写真。
当時の状態に蘇りました。
クリアも均等に塗れており新車同様の仕上がり。
えくぼの凹みや深い傷などは全てリメイク完了。
バックビューの全塗装後の写真。
ベッド内はカリフォルニアにて
LINE-X塗装を施しております。
フロントビューの全塗装後の写真。
内錆が目立つドア内側のステップなども綺麗に補修。
同時に劣化していたウェザーストリップ類も交換していきます。
スタッフ全員の目で各部をチェックしクオリティ高い一台へと
丹精を尽くし完成致します。
内装レストアを住まいに当てはめれば、中古物件を修復して新たな住まいとして再生させることを意味します。古くなったからすぐ新しい車に交換ではなく、レストアによって修復、改善し、新たな価値を与えれば、魅力的な車として生き返させることが可能です。古き良き時代のモノを大切にし、適切に保全していくことも大事なことと考えます。
アメリカンヴィンテージカーの内装は現代の車と違い、
コンピューターが少なく非常にシンプルな造り。
ステアリングやインパネ廻りなどはもちろん当時のまま。
長年の経過により色あせや劣化がみられます。
ダッシュボードや吹き出し口も同様の劣化が。
旧い車のパーツでも本国アメリカであれば入手可能。
大きな体のアメリカ人が長年乗り降りすると
レザーシートはご覧の通り。張替えの必要あり。
ドアパネルも傷んでおります。
ヘッドライナー&サンバイザー。
こちらも新品に交換し満足いく仕上がりにする予定です。
こちらはドアのステップ。
メッキもくすみステップは小傷が目立つ状態。
カリフォルニアの日差しで傷んだ内張り。
ダッシュパッドも長年の時を経てヒビが。
こちらも新品に交換を要します。
内装レストアを行う際は全てのパーツをバラし、
室内の塗装から始めます。
インテリアのリニューアル作業。
ベルトの穴位置や寸法を職人が手作業で行います。
シートの生地選び。今回はライトブルーのビニールレザーと
柄入りの布生地でシート作成致します。
中綿も詰め替え貼り替えれば
新品同様のシートが完成です。
ダッシュモールディング装着。
細かいディテール部も全て新品に。
シート装着です。色もばっちり合っております。
オーディオはクラシックなRetro Soundを装着。
ドアパネルもNEWパーツへ交換致しました。
全てのインテリアのパーツを装着し
内装レストア完了です。
このレベルまで仕上げると匂いまで新車同様。
快適なアメリカンドライブをお楽しみできます。
旧車の場合、当時(オリジナル)の姿に価値があり、「古き良き」価値に限りなく再現(再生)することが当然と考えられてきました。
一般的に旧車と言われる車は今から約30年〜40年前の車両です。しっかりと整備をすれば多少の故障リスクは下がりますが、アメ車に限らず欧州車や国産も同様、基本的に壊れやすいものです。
もしも故障のリスクを最大限に減らすことができ、燃費も向上し、エンジン周りの部品供給もしやすい条件がそろうなら安心してアメ車を手に入れられるという選択肢が生まれます。
こうしたリスクを回避する新しい選択肢として、エンジンスワップがあります。
エンジンやミッションを21世紀の新しいものに載せ換えるのです。燃費噴射の制御コンピューターなどもまるごと変えられますです。
もちろん、エンジンをまるごと積み替える為、費用は掛かりますが、この選択肢で得られるメリットは大いにあると思います。
エンジンスワップのメリット
1. 故障リスクの減少
2. 燃費(リッター2〜3キロ)→(リッター6〜7キロ)に向上
3.3速AT〜4AT、120キロ巡航が可能
4. 電圧制御装置(オルタネーター化)
5. 快適に走り、安心して使用できる
レストアが完了した後にエンジンなど各部の動作点検を行います。
納車前点検. クルマ本来の魅力を余すところなく味わっていただくために 、綿密な点検作業を行なっています。
【主な点検箇所】
ステアリング、ギヤボックス、ロッド、アーム類、 パワーステアリングの装置、フットブレーキ、ハンドブレーキ、レバー、ホース、 パイプ、タンク、シリンダ、ディスク、パッド等の装置、タイヤの空気圧チェックからホイールベアリングのがたつき、付部及び連結部、ショック・アブソーバの装置、クラッチ、トランスミッション、トランスファー、 プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフト、ファイナル・ ドライブの装置、点火装置、バッテリーの装置、エンジン本体、潤滑装置、燃料装置、冷却装置、実際にテスト走行を行い、エンジン、ブレーキ、 ステアリング、全電装品
お客様の安全で快適なドライブのために、入念にチェックを行った後、お客様へのお引渡しとなります。